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2017年2月3日金曜日

API管理ツール、OSSも登場

レッドハットのAPI管理システムでもとりあげましたが、FinTechの肝の一つでもあるAPI連携を支える技術として、API管理ツールがありますが、OSSも登場しているとのことです。

API管理ツール、OSSも登場して戦国時代へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/012500793/

上記記事で取り上げらえているKongのページはこちら。
https://getkong.org/

Webブラウザ上で開発環境の構築が行えるKodingで、Kongのトライアルが行えるとのこと。

Orchestrate Common FunctionalityでLegacy ArchitectureとKong Architectureが比較されています。ESB同様システム間の接続を一つのゲート経由で行うことによって、管理効率を高めようというのが狙いですね。となると、ESBの中の1コンポーネントとしてAPI Managementツールが管理できるのが、Architecture上望ましいかと思います。

社内外問わず、通信を行うのはAPIのみとも限らないので、「社内外の通信」全てを管理するツールとして、ESBを使用しAPIはその中の一ドメインとするのがいいのかと思います。

2017年1月28日土曜日

レッドハットのAPI管理システム

レッドハットがAPI管理サービスの提供を始めたとのことです。
「アクセスに利用料を課したり、通信を制限したりできる。」とのこと。

レッドハットがAPI管理システム、既存システムのデジタルビジネス活用を推進
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/012700265/

複数の企業とAPI連携を行う際に、企業Aにはプログラム1,2,3だけ、企業Bには1,2,3の他に4と5といったケースが出てくると思うのですが、それを基幹システムではなく、このようなAPI管理サービスで実装できると便利ですし、セキュリティ上も、アーキテクチャー上も望ましいでしょう。

また、アクセスに利用料を課すというのはコール数のカウントができたりするのでしょうか。なんにせよ、API連携が増えていくことを考えると重要なサービスの一つになりそうです。

2017年1月7日土曜日

FinTechの要はAPI

最近改めて「FinTechって、要するに何なの?」と考えたりしているのですが、私にとってしっくりくるのは「企業間のAPI連携によって顧客に新たなサービスを提供する」という答えです。API自体は新しい技術でないにもかかわらず、最近になって注目される理由の一つとして、Web系テクノロジー全般の進歩によって、従来では存在しなかったデータの取得・保存・利用が可能になり、API連携によってやりとりされるデータがよりリッチになったため、といったことが挙げられるかと思います。

そういえば、一年程前にあったマーケティング会社で勤める友人が「これからはAPI連携だよ」と言っていたのも最近思い出したのですが、当時はあまり深く考えていませんでした。その後、仕事でWeb APIを扱うことが多かったこともあって、今はAPI関係の話題について、より理解が深まっています。

一年前の少し古い記事ですが、WiredでもFinTechの要はAPIであるという記事が掲載されています。
Fintechで起きている変革はAPIがつくりだす豊潤なビジネス生態系へつながっている

記事を書かれているのがIBMの方なので、自社のビジネスへと繋がりやすいAPIに言及することを差し引いたとしても、FinTechを理解する上でわかりやすいです。