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2018年4月18日水曜日

教養としてのテクノロジー

伊藤穰一氏の教養としてのテクノロジーを読了。
正直にいうと期待していたよりはあっさりとした内容でした。
テクノロジーと思想、社会の関わり合いについてのするどい考察や批評期待していましたが、割と巷で議論されているレベル、深さくらいの内容がほとんどです。新書サイズなので仕方はないかと思いますが、内容は多岐に渡らなくても一つくらい、ザクッとした感じの考察を読みたかったですね。

パシフィック・リム: アップライジング

パシフィック・リム: アップライジング観てきました。

前作と比べると、、、、です。前作のギレルモ・デル・トロは製作総指揮とのことですが、監督しなかった理由は下記記事によると、中国資本による製作会社レジェンダリー買収による撮影時期の延期とのこと。

ギレルモ・デル・トロ、『パシフィック・リム』続編を監督しなかった理由
https://www.cinematoday.jp/news/N0090832

いろいろとコメントはあるのですが、ギレルモ監督のフェティッシュさ漂う細部へのこだわりが前作の魅力でしたのに、本作ではそういった細部へのこだわりがいっさいなく残念です。。。特に後半、舞台が日本に移ってからは非常に残念というか、東京らしき街が舞台になっているのですが、一切東京感がありませんでした。また、日本語の看板が表示されているのですが、なんていうんでしょう、デザイン、フォントが日本のものではなく、海外にある日本語表記のお店、といった感じです。ギレルモ監督であれば、こんなことなかったのか、、、と。

前作はこちら。

ジャンプ展 vol 2

先日「ジャンプ展 vol2」に行ってまいりました。
http://shonenjump-ten.com/vol2.html

ピークの653万部販売時に私は中学生で、リアルタイムでドラゴンボール、幽遊白書、スラムダンク、ジョジョ第三部〜四部を読んでいましたので、格別の思いで展覧会を観ました。漫画の原画をみるのは初めてでしたが、迫力がありますね。

部数は今や200万部をしたまわったとのことですが、私のようにピーク時に少年時代を過ごしていたおじさん達相手にジャンプ展のようなイベントを開催していってもらいたいです。おじさん達、よろこんでお金をおとしていくことでしょう。

現在の価格が260円で181万部で売上は4億7千万円、ピーク時は190円で653万部で売上は12億4千万円。これだけみると、8億円の減ですが、ジャンプ展一回の来場者数を2012年に開催されたワンピース展の51万人と仮定し、大人、中高生、子供の来場者数を80%, 10%, 10%という仮定をおいて計算すると、チケット収入だけで9億3千万円の売上となります。グッズ収入についてあらあらの仮定ですが、来場者の20人に一人が購入してひとり500円使うとすると(なんとなく感覚的にコンサバな仮定かと思います)、約13億の収入。

単純な比較はもちろんできませんが、紙媒体としての週間少年ジャンプの発売のみに頼らなくても、ジャンプのコンテンツによるマネタイズの方法はたくさんある、ということですね。

しかし、ジャンプいつのまにか260円まで金額あがっていたんですね。。。下記ページで価格の推移が説明されていて参考になります。うまい棒すごい。
https://office7f.com/2015/01/20/yuki201501/