Navigation

2018年4月23日月曜日

20180423 weekly review

■NISAのキャラクター決定

とのことです。肉食獣というか、あまりポジティブなイメージのないワニをもってくるのはアグレッシブですね。
https://www.fsa.go.jp/policy/shokenzeisei/20180421.html



■金融制度スタディ・グループ

金融審議会「金融制度スタディ・グループ」(第7回)議事次第、下記が討議資料です。

冒頭で下記のように論点が説明されています。また銀行は他業禁止となっていますが、銀行の"本業"の定義が変われば、その制度のあり方も変えていく必要がありますね。
今後、顧客ニーズを起点として、金融サービスのアンバンドリング・
リバンドリングが進むこととなれば、例えば、以下の動きが求められて
いくことが考えられる。
‐ 決済・資金供与や資産運用、リスク移転を担う金融子会社と、
一般事業を担う一般事業子会社が併存する「金融・一般事業
グループ」を出現させようとする動き
‐ 単一の主体(エンティティ)が、金融機能をより多様に組み合わ
せるとともに、さらに、それらと一般事業との組合せをも担おうと
する動き
○ 機能別・横断的な規制体系という視点でみたとき、1つの特異な
規制群は、銀行・預金等に係るセーフティネット、これに関連した銀行に
係る厳格な業務範囲規制・財務規制(単体及び連結)である。
これらが、金融をめぐる環境の変化やこれを受けた機能別・横断的な
規制体系の下でも不変なものなのか、あるいは変容がありうるのかは、
機能別・横断的な規制体系を考える上で重要な論点であると考えられる。

■週間ダイヤモンド「保険を見直せ!」

恒例の保険特集です。特集はあくまで「(民間)保険のなかで見直せ!」であり、保障と貯蓄(資産運用)を分けるとか、医療保険への加入を考える前に公的医療保険でどれくらいカバーされるのか、といった観点からの記述が一切ありませんでした。東洋経済しかり、恒例の保険特集ですが、もう一歩ふみこんだ記事が望まれます。

記事内で楽天の朝日火災海上保険買収については多少の言及はありましたが、ソフトバンクのスイス再保険株式取得に関しては、言及されていませんでした。楽天はすでに証券、銀行、生命保険をもっていますが、ソフトバンクとあわせ非金融企業が保険業へと進出、という切り口での分析の記事も読みたかったです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-07/P3SSP76K50YE01

2018年4月22日日曜日

資産運用は自分への投資

下記記事で言及されているように資産運用は何かを学ぶきっかけになりますし、ひいては自分への投資になります。

お金を通じて自分に投資する
https://moneyforward.com/mf_blog/20180411/201804/

BS/PL/CFが一企業のある種の健康診断書というか、状態を表すのに対し、市場が国、世界の状態の一側面を表象していると言えます。

世界の状態を理解し、どの国が、どの産業が、どの会社が成長するのか予測し、もしくは成長してほしいか期待を込め自分の資産を投資するので、それは必然的に、学びをともなうことですし、民主主義を担う市民が負うべき責任の一つかと思います。消費が投票であるように投資もまた投票ということです。

上記記事で紹介されているBetterment、プロモーションの動画も面白いですね。



ファイナンシャルプランナーのようなサービスも提供しているようですし、是非、マネーフォワードでも同様のサービスを導入してもらいたいです。
https://www.betterment.com/financial-experts/


Bettermentでは税効果も含めてトータルリターンの最大化を行うサービスを提供していますが、マネーフォワードでも例えば下記記事で紹介されていようなことをpush & pull両方で提供してくれると嬉しいですね。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO29352400T10C18A4PPE000?page=3


家計簿マネーフォワード-自動連携で簡単 人気の家計簿 - Money Forward, Inc.

FinTechにおける音声コントロール

FinTech分野における音声コントロールの勃興についての記事です。

The Rise of the Voice Payments Ecosystem
https://gomedici.com/rise-of-voice-payments-ecosystem/


2021年までに年平均成長率30%弱でユーザ数が伸びると予想されています。2021年には18億人が使用しているという見通しです。下記で説明されているように、音声は「リッチ」なデータですので、顧客の行動やニーズに関するより多くの洞察が得られることになると思います。

The biggest promise of voice FinTech comes around personalization. Voice is a tremendously rich, raw, and unstructured source of customer data, harnessing which can present valuable insights around customer behavior and needs. Also, most of these tech giants active in the voice-space already have deep roots in customer data. Thus, voice-FinTech can potentially be a game changer in terms of context-aware engagement and concierge services. Also, in conversational banking, each interaction can be adapted to reflect the bank’s brand identity and the customer’s individual profile, delivering enhanced customer experience as well as brand loyalty. From a reactive-listening tool to an intelligent concierge and recommendation engine, voice-enabled digital assistants have evolved to enable banks, FIs, and retailers to deliver next-gen smart payments. 

AIアシスタントが我々の意思決定プロセスにどのように影響を及ぼすかを説明している書籍を見つけましたので、読み終わりましたらレビューを投稿します。