FinTechとアジャイル開発をポストした後、ソフトウェア開発の手法に関する記事をいくつか読んでいたのですが、ITと哲学や概念と言葉と課題と答え述べてきた私の考えとマッチするというか、よりわかりやすい説明が行われている記事を見つけました。
「現状のソフトウェア開発は間違っていないか?」(プロセス編) (1/3)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0901/28/news151.html
上記の記事では(記事の執筆者が考える)ウォーターフォール開発の歴史が紹介されており、そこで「メインフレーム開発」という特定の技術と状況において使用され、かつマッチしていたと紹介しています。また、当時のシステムに対する要求というものが、そもそもシンプルであったことも指摘されています。
しかしながら、業務が変わったことにより今日の要求は複雑化するし、かつ技術もオープン系になっているため、必ずしもウォーターフォール開発の手法はマッチするわけではないというのは筆者の主張です。
さらには、要求(とくべき課題、what)とソリューション(how)の関係についても、必ずしもwhatからのみhowを考えるのではなく、howからwhatを考えるという双方向の視点も筆者は取り入れており、これが私がITと哲学や概念と言葉と課題と答えで述べてきたことと相通ずるものがあると考える点です。
ある手法を歴史的背景、その手法が使用され始めた状況や技術を踏まえて批判的に分析し、強み弱みを捉えるのは、開発手法のみならず、他の様々なフレームワークを分析する上でも有用かと思います。
そんな中ふと、以前に読んだ三谷宏治『経営戦略 全史』を思い出しました。

「SWOT分析」、「プロダクトポートフォリオマトリクス」、「Fice Forces分析」等の分析ツールやフレームワークがどのように生み出され、使用されかつ批判継承されていったのかが理解できる良書です。ソフトウェア開発でも同様の本があれば読んでみたいです。
「現状のソフトウェア開発は間違っていないか?」(プロセス編) (1/3)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0901/28/news151.html
上記の記事では(記事の執筆者が考える)ウォーターフォール開発の歴史が紹介されており、そこで「メインフレーム開発」という特定の技術と状況において使用され、かつマッチしていたと紹介しています。また、当時のシステムに対する要求というものが、そもそもシンプルであったことも指摘されています。
しかしながら、業務が変わったことにより今日の要求は複雑化するし、かつ技術もオープン系になっているため、必ずしもウォーターフォール開発の手法はマッチするわけではないというのは筆者の主張です。
さらには、要求(とくべき課題、what)とソリューション(how)の関係についても、必ずしもwhatからのみhowを考えるのではなく、howからwhatを考えるという双方向の視点も筆者は取り入れており、これが私がITと哲学や概念と言葉と課題と答えで述べてきたことと相通ずるものがあると考える点です。
ある手法を歴史的背景、その手法が使用され始めた状況や技術を踏まえて批判的に分析し、強み弱みを捉えるのは、開発手法のみならず、他の様々なフレームワークを分析する上でも有用かと思います。
そんな中ふと、以前に読んだ三谷宏治『経営戦略 全史』を思い出しました。