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2017年2月12日日曜日

FinTechとアジャイル開発

大手金融機関がFinTechに取り組むにあたって、既存のビジネスラインの利害や意思決定のプロセスに左右されないように新規部署を設置して取り組むことが多いかと思います。

新しいサービスには新しい組織で臨もうということですが、であればツールとしての開発手法も従来のWater Fall型だけでなく、アジャイル開発の手法が適用されることも多いのではないかと。下記記事ははみずほ銀行が、アジャイル開発に取り組んでいるのを紹介しています。

「スマホで手軽に資産運用」の時代は訪れるか――みずほ銀行がアジャイル開発で取り組む「ロボアドバイザー」の今後 (1/2)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1602/08/news020.html

私自身は、アジャイル開発のトレーニングも受けたこともありますし、開発チームをリードする上でスクラムの手法を適応したこともありますので、そのメリットも理解しているつもりです。金融機関であれば、システム開発のプロジェクトにおいては、アジャイル開発/スクラムの手法に関して知識を得ることは、必要不可欠と思いますし、該当のプロジェクトの特性やメリット、デメリットを考慮した上で、導入を試み試行錯誤を繰り返すというのも必須かと思います。

が、あらゆるシステム開発のプロジェクトにおいてアジャイル開発が適しているとは限らないですし、Water Fall型 vs アジャイル開発と、互いを対立させる視点から双方を理解するのもよろしくないかと思います。

といったことと考える中で従来のプロジェクトマネジメントについて色々検索していたところ、下記のブログをみつけました。

タイム・コンサルタントの日誌から
http://brevis.exblog.jp/

下記のような面白い記事が多いです。
プロジェクト・コミュニケーションのベーシック(2) ~ ドキュメント・インデックスを作る
http://brevis.exblog.jp/24715817/

スクラムといえば、以前に読んだ下記の本も非常に面白かったです。本書で紹介されている、FBIにおけるシステム開発の例が示唆に富んでいます。