昨日、金融庁で行われた第2回「決済高度化官民推進会議」を傍聴してきました。
会議の資料は「決済高度化官民推進会議」(第2回)で閲覧することができます。
この会議は昨年末まで金融庁で行われていた「決済業務等の高度変化に関するワーキンググループ」での議論をもとに、ワーキンググループ報告書で示されたアクションプランのフォローアップし、継続的に高度化に進めるために設置された会議とのことです。有識者や事業会社、金融会社の方々が委員として参画されています。
昨日の会議では全銀協、経産省、FISC(金曜情報システムセンター)の方々が、それぞれが整理した論点、課題とアクションの進捗について報告されていました。
下記の2点が、全体を通しての私の感想です。
1. 予想以上のスピードで、FinTech活用に向けて官民が仕組みづくりを進めている
委員の一人からも、国民のFinTechに対する理解の度合いに比べ、普及する、普及させようとするスピードが早いのではないか、というコメントがありました。
私もテクノロジーに関わる仕事をしているので、一般の方に比べるとFinTechのメリットに関する知見はありますが、それでもそれらが既存の伝統的な金融サービス・商品に組み込まれるとなると、セキュリティや規制など色々クリアにしなくてはいけないものが多いなと考えていたので、議論されているアクションのスケジュール感は予想以上にはやいものでした。
2. FinTech企業が生み出す価値を損なわない仕組みづくりが必要
利用者保護の観点からセキュリティの確保や規制(ないしルールづくり)は必要不可欠であるという前提にたちつつ、FinTechスタートアップのスピード感やイノベーションを損なわない形での仕組みづくりが必要と各所が考えられているようです。
会議の資料は「決済高度化官民推進会議」(第2回)で閲覧することができます。
この会議は昨年末まで金融庁で行われていた「決済業務等の高度変化に関するワーキンググループ」での議論をもとに、ワーキンググループ報告書で示されたアクションプランのフォローアップし、継続的に高度化に進めるために設置された会議とのことです。有識者や事業会社、金融会社の方々が委員として参画されています。
昨日の会議では全銀協、経産省、FISC(金曜情報システムセンター)の方々が、それぞれが整理した論点、課題とアクションの進捗について報告されていました。
下記の2点が、全体を通しての私の感想です。
1. 予想以上のスピードで、FinTech活用に向けて官民が仕組みづくりを進めている
委員の一人からも、国民のFinTechに対する理解の度合いに比べ、普及する、普及させようとするスピードが早いのではないか、というコメントがありました。
私もテクノロジーに関わる仕事をしているので、一般の方に比べるとFinTechのメリットに関する知見はありますが、それでもそれらが既存の伝統的な金融サービス・商品に組み込まれるとなると、セキュリティや規制など色々クリアにしなくてはいけないものが多いなと考えていたので、議論されているアクションのスケジュール感は予想以上にはやいものでした。
2. FinTech企業が生み出す価値を損なわない仕組みづくりが必要
利用者保護の観点からセキュリティの確保や規制(ないしルールづくり)は必要不可欠であるという前提にたちつつ、FinTechスタートアップのスピード感やイノベーションを損なわない形での仕組みづくりが必要と各所が考えられているようです。