規制のためのテクノロジーをさす「RegTech」という言葉が、昨年より注目され始めてきています。
新しいFinTechか? 「RegTech」が変える金融規制
https://innovation.mufg.jp/fintech/107
RegTech
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/service/keyword/2016/201609.html
上記のNRIの記事では、「RegTechをFinTechのサブセットとする」という英国金融規制当局のRegの定義を紹介しています。
業務データをなんらかの方法でメタ化して「被検査データ」を作成し、金融庁はまずその「被検査データ」から確認していく、という方法もありうるのかなと思います。
また、社内のガバナンスとしても活用できるかと。例えば、支払い業務のデータから、決裁日時、決裁者の役職、金額、支払先の口座種別(口座タイプから、国内/国内銀行か)といったことを決められた形式でメタ化できると、「特定の日決裁者が非営業日に決裁を行っている支払いが多い」といったことをデータ分析で簡単に行えるのではないかと思います。
あとは、社内にあるデジタル文書、Email等もすべてガバナンスのためのデータとすると、データ分析の技術を用いて「不正しそうな徴候」が検出できたりするのではないでしょうか。もしくは不正がおきたときに特定のパターンを抽出し、該当パターンと似た事象が発生した際に、不正防止のためのアクションを取り得るといったこともありえるのかと。
新しいFinTechか? 「RegTech」が変える金融規制
https://innovation.mufg.jp/fintech/107
RegTech
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/service/keyword/2016/201609.html
上記のNRIの記事では、「RegTechをFinTechのサブセットとする」という英国金融規制当局のRegの定義を紹介しています。
RegTech is a sub-set of FinTech that focuses on technologies that may facilitate the delivery of regulatory requirements more efficiently and effectively than existing capabilities. https://www.fca.org.uk/publication/feedback/fs-16-04.pdfよりRegTechにより、規制の実装を技術で行えるようになると金融庁の検査業務等も効率化されていくことになるんでしょうか。
業務データをなんらかの方法でメタ化して「被検査データ」を作成し、金融庁はまずその「被検査データ」から確認していく、という方法もありうるのかなと思います。
また、社内のガバナンスとしても活用できるかと。例えば、支払い業務のデータから、決裁日時、決裁者の役職、金額、支払先の口座種別(口座タイプから、国内/国内銀行か)といったことを決められた形式でメタ化できると、「特定の日決裁者が非営業日に決裁を行っている支払いが多い」といったことをデータ分析で簡単に行えるのではないかと思います。
あとは、社内にあるデジタル文書、Email等もすべてガバナンスのためのデータとすると、データ分析の技術を用いて「不正しそうな徴候」が検出できたりするのではないでしょうか。もしくは不正がおきたときに特定のパターンを抽出し、該当パターンと似た事象が発生した際に、不正防止のためのアクションを取り得るといったこともありえるのかと。